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【卓球全国ベスト8が語る】今、卓球のプロリーグ「Tリーグ」が熱い!!

みなさん、こんにちは!

レオです!

今日は、去年発足した、卓球のプロリーグ「Tリーグ」についてお話します。Tリーグの開幕戦はあの相撲でお馴染みの日本のお膝元、「両国国技館」で行われました。そんな今注目のTリーグを独自の見解を元に紐解いていきます!

こんな僕ですが、高校時代はインターハイに出場しています。

しかも全国ベスト8に入賞しました!!(ドヤッ) あぁ、これからは自分の事は話しませんよ

様々な観点からTリーグの見どころや卓球界の暗黙のルールのことまで細かくお話させていただきます!

卓球経験者の方も勿論、卓球未経験の方・卓球未経験だけど観戦に興味がある・卓球やってみたい方など、この機会に卓球・Tリーグに興味を持っていただければ幸いです!

 

 

Tリーグとは?

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Tリーグは、日本で初めての卓球のプロリーグです。

男子女子合わせた計8チームが参加して長期日程でリーグ戦を行いながら頂点を競います。

Tリーグには、現在

男子:4チーム

女子:4チーム が所属しています。

日本には元々、日本卓球リーグ実業団連盟という連盟が存在し、日本リーグという前期・後期に分けたリーグ戦が開催されています。しかし、あくまでアマチュアチームですので、プロチームとは言えませんでした。(ですが、TOYOTA自動車やCITIZENなどの大企業が加盟しています。勿論今でも日本リーグは開催されています。)

レベルはアマチュアと言えど本当に兵しかいませんが笑

 

そこで、日本卓球協会は日本卓球界の全体的な強化・卓球をより国民の人たちへ浸透させる狙いでTリーグを発足させることを決めました。

 

Tリーグのモデルはドイツの卓球リーグを参考にしています。ドイツはなんと、1部から~16部まで階級が存在し、ピラミッド型でレベルごとに分けられています。

この中で、1・2部がブンデスリーガと言われています。

ドイツ国内の選手以外のみならず、海外選手も参戦しています。日本人選手も過去に参戦しています。

僕自身現地には、まだ足を運んだことはありませんが、人生で一回はブンデスリーガを生で見る事が夢のひとつでもあります。

日本人は応援や歓声などを公共の場で発散させる事を消極的になりやすい傾向にあるので盛り上がりに欠ける時があります。サッカーでもそうですが、海外は発炎筒を使ったりサポーター同士が小競り合いを起こすなど、本当にチームとサポーターの距離が近いです。

そのため色々な面で危険性はありますが、心揺さぶられることが数多くあります。勿論、日本人には勤勉で誠実で素直さ、そして品があるという素晴らしい側面があります。ですので普段中々体験できないチームとサポーターの熱い闘いがドイツでは見る事ができます。

 

卓球界全体の変化

みなさんは、卓球選手と言ったら誰を一番最初に思い出しますか?

今の卓球界は、若手が台頭してきており「世代交代」という言葉も出てきています。

今なぜ卓球界が注目されているのか、それは男子の張本智和選手、女子の伊藤美誠選手など10代の選手が日本の主軸として活躍しているからです。

過去の卓球界は「泣き虫愛ちゃん」でお馴染みの福原愛選手や石川佳純選手など10代ではなく、20代で世界と戦い結果を残してきましたが、その下に中々次の世代交代への選手が生まれてこなかったため、日本の卓球界が打倒中国を目標にしていくのが難しかったのです。

しかし、伊藤選手や平野美宇選手が若手の先駆けとなり今の卓球界を引っ張っていってくれる存在になりました。

福原選手は公式に引退を宣言し、今は台湾のイケメン卓球選手と結婚し台湾で暮らしています。石川選手はまだまだ現役で活躍されていますし、日本人選手の中でも世界ランキング最上位と、東京五輪に一番近い選手です。若手にはまだまだ負けていられないと感じられます。

 

上記の方にも書きましたが、日本にはアマチュアリーグは存在していますがプロリーグは存在しませんでした。

ですので、卓球界の生ける伝説 水谷隼選手はTリーグが出来る前はロシアのリーグに参戦していました。(過去には、中国超級リーグやドイツブンデスリーガにも所属)

日本にレベルの高いリーグが出来たことで水谷選手もTリーグに参戦する事ができました。日本卓球界のレベルUP、海外選手や日本のトップ選手を招集することが出来ること、消費者は最先端の卓球を見ることが出来るという、Tリーグは理に適った需要と供給の形ができました。

 

Tリーグの見所は?

Tリーグの見所はなんと言っても試合は勿論のことそれぞれのチームに個別化された色があること、注目選手が分散されていることで拮抗した試合を観戦することができます。

今回はチームを簡単に紹介していきます。

男子チーム・選手紹介

木下マイスター東京(東京都)

主力メンバー:張本選手、水谷選手など

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ピックアップポイント

卓球界きっての逸材、張本選手や伝説の男、水谷選手が所属しています。リーグ戦が始まった当初は他のチームと比べ明らかにレベルが一つ違うのではないか、結果は目に見えていると思ったのが正直の感想でした。しかし、勝負は分からないもので、決して常に勝つとは言えず2人とも負けている試合がいくつかあります。しかし、安定感は抜群ですし2人ともラリー戦が得意なのでラリー合戦は見ものです。

また、2人に注目しがちですがチームには3人のイケメンがおり今年全日本選手権で兄弟揃ってベスト8に入賞した田添健太・響選手、ホリプロ所属の松平健太選手がいます。

卓球以外にもイケメンを鑑賞して目を保養するのもありかも♪

 

T.T彩たま(埼玉県)

主力メンバー:吉村選手、チョン・ヨンシク選手(韓国代表)、黄選手(香港代表)など

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ピックアップポイント

 2016年のリオデジャネイロ五輪代表の才能の塊の吉村選手や同じくリオ五輪に出場した韓国代表・香港代表のエース級を揃えたメンバーで構成されています。

このチームが一番ガッツがあるチームなんじゃないでしょうか?

チーム一丸となって勝ちにいくスタイルが随所に見られるため応援している方も試合をしている臨場感を味わえます。個人的に吉村選手の背面打ち(ラケットを背中にまわしてボールを見ずに打つ)が見たいですね!

 

岡山リベッツ岡山県

主力メンバー:森園選手、上田選手、吉村選手(T.T彩玉所属の真晴選手の弟)など

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ピックアップポイント

最近では、バラエティ番組でよくみかける森園選手(卓球岩兵衛でおなじみ)や吉村選手の弟の和弘選手も注目です。チーム力としては他のチームに比べやや劣るものの個々の能力に勢いがあり、入りだしたら手がつけられません。

森園選手のガッツや吉村選手の兄弟対決にも注目が集まります。

 

琉球アスティーダ沖縄県

主力メンバー:丹羽選手、江宏傑選手(台湾代表 福原愛選手の夫)など

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ピックアップポイント

日本卓球界の中でも「天才」として謡われる乃木坂ファンで有名な丹羽選手や福原愛さんのイケメン旦那さん、江選手が所属しています。

沖縄県を本拠地にしているのは各国から集まるのにはとても利便性が良いみたいで海外選手中心のメンバー構成からより世界の卓球を肌で感じることができます。

また丹羽選手のクレバーな卓球は見ている人を虜にしますので、ご注意を!!

 

女子チーム・選手紹介

(画像を載せることが出来ませんが、TリーグHPにチーム・選手について載っていますので、是非ご覧ください)→https://tleague.jp/

 木下アビエル神奈川(神奈川県)

主力メンバー:石川佳純選手、浜本由惟選手、*張本選手(木下マイスター東京の所属 張本選手の妹)など

*注目選手

ピックアップポイント

このチームの平均年齢を考えると大ベテランの枠に入れていい、日本女子のエース石川選手をはじめ、小学生時、モデルとして活躍し卓球選手としても活躍している浜本選手(美貌に圧巻です)などが所属しています。浜本選手は僕一推しの選手です!

また、「チョレイ!」の張本選手の妹、張本美和選手もチームに所属しています。彼女はつい最近、ダブルスでチームデビュー戦を戦いました。惜しくも惜敗しましたが、将来、間違いなく日本卓球界を引っ張っていく存在になります。お兄ちゃんのようなチョレイという掛け声は本人曰く、あまり好きではないようです笑

 

トップおとめピンポンズ名古屋(愛知県)

主力メンバー:チェン選手(台湾代表)、ソ・ヒョウォン(韓国代表)、森園選手(岡山ラベッツ所属 森園選手の姉)など

ピックアップポイント

チェン選手や欧米の選手、中国の元代表選手なども所属しています。このチームは日本人選手が少ないため様々な国の選手で構成されているチームです。

特に台湾代表のチェン選手は、男子さながらのボールやフットワークを持っており、伊藤美誠選手などにも国際大会で勝利していますので、実力は申し分ありません。

韓国代表のソ選手は、カットマン(相手の上回転のボールを下回転で相手コートに返す)という特殊なスタイルでもありまた韓国人さながらの美麗容姿とプレーでもプレー以外でも魅了してくれます。是非、海外選手にも注目してみてください!

 

日本生命レッドエルフ大阪府

主力メンバー:平野美宇選手、早田選手、前田選手など

ピックアップポイント

何といっても注目は平野選手ですね。伊藤選手とはライバル関係にあり切磋琢磨しながらアジア競技大会で日本人としては数十年ぶりに中国世界ランクベスト3を連覇し優勝したのは記憶に新しいです。また数十年ぶりに日本人女子として世界選手権個人戦で3位入賞を果たしました。

しかし、同年代の早田選手なども長い手足を活かしたリーチで男子選手並みのパワー、ボールを放ちます。決して平野選手に劣りません。

ただ、今現在を見ていると平野選手よりも早田選手のほうが調子が良い気がします。ですが、平野選手はここから上がってきてくれることでしょう!注目ですね。

 

日本ペイントマレッツ大阪府大阪市

主力メンバー:加藤選手、田代選手、フォン選手(元シンガポール代表)

ピックアップポイント

チキータの逆、逆チキータ通称「ミユータ」という技があるのはご存知でしょうか?

チキータはメディアにも取り上げられているため卓球を知らない人も耳にしたことがあるとは思いますが、ミユータは卓球界では知らない人はいません。そんなミユータの産みの親が加藤美優選手です。加藤選手のミユータは逆回転ですのでチキータとは反対に曲がります。加藤選手のミユータは本当に曲がります。あれこそバナナですよ笑笑

そんな加藤選手にも注目して欲しいですが、シンガポールを長く牽引したフォン選手にも注目です。

フォン選手は、中国→シンガポール帰化し、2010の世界選手権団体戦では当時世界ランク1位の中国戦で単・複2試合に出場し2勝を挙げ、シンガポールは最強中国の牙城を崩し見事、世界選手権初優勝を飾りました。その立役者がフォン選手です。今は、年齢のせいもあり中々、全盛期本来のプレーは影を潜めていますが、最強選手だということに間違いはありません。

 

試合方法は?

期間:シーズンは10月~翌年3月までです。

形式:団体戦(ダブルス1試合・シングルス3試合→延長戦に持ち込み次第、4試合)

ルールは本当に細かく定められていますので、ここでは簡単に説明します!

詳しくはTリーグHPをご覧ください。→https://tleague.jp/about-t/

原則、基本は4マッチ(ダブルス1試合、シングル3試合)で行われます。

試合出場者は、試合前にメンバー表を提出するので対戦相手が試合前に分かります。gファンは事前に対戦相手を知ることが出来ますので、ワクワクがとまりませんね!

シングルスは5ゲームマッチ(先に3セット取得したほうが勝利)、ダブルスは3ゲームマッチ(先に2セツト取得したほうが勝利)

通常であるとセット数が2-2でも0-0から試合が開始されますが、Tリーグは6-6からのスタートとなります。

第4マッチ終了時にチームの勝利数が2-2(同点)の場合は、延長戦を行います。

延長戦は1ゲームマッチ、11ポイント先に取得したほうが勝利、そこでチームの勝利が決まります。

またここが重要で、延長戦は誰が出てもいい為、事前に5番目に出ている選手が分かりません。また1ゲームマッチのためそのチームで一番強い選手を出してもいいですが、あえて異質型(カットマンや表ラバー貼り)の選手を投入するのも1つの方法です。

ここは、監督やメンバー間での話し合いなどが行われるのでチーム総力戦です。出場する選手にかかる期待やプレッシャーも半端なく大きいです。これもTリーグの醍醐味の1つですね!

 

また、チームが勝利するスコアは3通りあります。

4-0、3-1、3-2の3つですね!!

あくまでリーグ戦ですので、勝ち点が付きます!

4-0→4点

3-1、3-2→3点

2-3で負け→1点 負けても競れば1点付くんですね!!

 

過去には大きな挫折や苦悩があった

卓球は、1950年代~60年代は日本が世界で1番でした。しかし、70年代頃から中国が国家総力で卓球に力をいれ、今では国技になり中国は世界王者年として君臨しています。過去に卓球はMステーションで有名なタモリさんに「根暗スポーツ」と言われ、卓球人口は急激に減少しました。当時日本でもマイナースポーツとして扱われていました。

また、日本初の卓球のプロ選手になった松下浩二さん(VICTAZ代表取締役社長)を知っている人は卓球経験者以外の方は知りません。松下さんは当時、日本には成長できるようなリーグが存在していなかったため海外のリーグを転々として卓球をしていました。メディアは当時、そんなマイナスポーツの初のプロ選手を報道する価値も無い事を分かっていました。

そのため日本卓球界は福原愛さんなどを大々的にバックアップしマスメディアを通して卓球のイメージを変えようとしました。

また日本卓球協会が水谷選手や岸川選手などの若手育成に目を向けました。

彼らは14歳からドイツに渡り何ヶ月間もの間異国の地で、卓球を学び卓球のために人生を捧げてきました。そんな彼らの働きや知恵、経験が今の日本卓球界を創っているのは間違いありません。

そして近年、各地域のクラブチームの育成方法や現代卓球のスタイルの確立からどこにいても強い選手が育つ環境が整い始めました。それが今の張本選手や天才小学生が台頭した理由なのです。

当時は、全日本選手権でさえもNHKで数分放送されるだけでした。

しかし、今ではNHKでテレビ中継が行われ、様々なマスメディアが会場を訪れ、卓球人口もここ数年で急激に増加しました。ジャンクスポーツで1時間の卓球スペシャルの特集が組まれたり、とんねるずの正月スポーツでも毎年卓球が出てきます。

本当にすごい成長です。本当に嬉しいです。

色々な方の挫折や苦悩があり今こうして卓球界は盛り上がりを見せています。それを決して忘れてはいけないと、心に誓う日々です。

 

卓球界に存在する暗黙のルールとは?

これは、Tリーグには直接関係はありません。あくまで試合でのルールです。

暗黙の了解とも言われていますので、知っている方もいるかもしれません。

卓球では、11ポイント先に取得するルールがありますが、極たまにプロ選手の試合でも、10-0といったスコアになることがあります。この時、普通ならあと1本取れば勝利ですが、ここではプロ選手は自分のサーブ権、もしくはレシーブの際にわざとミスをします。

なぜ、わざとミスをするのか?

諸説ありますが、相手を尊重するため、卓球はイギリスで生まれたスポーツで紳士が元々行っていたことから、これらが行われているのではないかとあります。

素晴らしい精神ですが、下手をしたら相手からすれば「舐めているのか?」と思われるかもしれません。しかし、そういった言動を見せた選手は私が卓球の動画を見た中では1人もいませんでした。相手を尊重する気持ちが大前提にあることがスポーツの基本なのかもしれませんね。(勿論、僕は11-0で勝たせてもらいます!リスペクトなんてしてません)←ブッコミ発言

 

 

いかがでしたか?

卓球は本当に最近注目されているスポーツの1つです。今ではマイナースポーツとは疎遠のスポーツだと思います。

そんな卓球の最先端を味わえるのは「Tリーグ」だと思いますし、、卓球経験者は勿論のこと未経験の方~これから始めようと思っている方には是非会場まで足を運んでもらいたいです。

2020年東京五輪に向けて更に競争が激化している今だからこそ選手たちの本気・進化が問われていく姿を見る事ができます。お値段もリーズナブルなので行ってみて損は無いです。

みなさんの応援が選手たちを支えています。

みなさんで卓球界をどんどん盛り上げて行きましょう!!!!

 

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