ネット社会の今だからこそ活躍している芸人キングコングの2人
お笑いコンビ、キングコングは今、多方面で絶賛活躍中だ。
ツッコミの西野、ボケの梶原からなるお笑いコンビ。最近は彼らをテレビで見かけることは少ないが、キングコングはお笑い界の中でも結構凄い。
NSC時代(吉本総合芸能学院)、NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞を受賞。結成5カ月かつ19歳での受賞だった。NSC在学中に関西の賞を受賞したのは過去にキングコングのみ。
また、M-1グランプリ2001には芸歴2年3か月で決勝進出を果たし7位の結果を残した。この記録はプロとして大会史上最短記録であり、2019年現在に至るまで一度も破られていない。
NSC時代から、芸人の分野で成功を収めていたキングコングは同年代の芸人から見ても飛びぬけた優等生だったのは間違いなく、ある大物芸能人も「キングコングは凄い、彼らは他の芸人とは違うお笑いをしている」と絶賛されていたという。
しかし、梶原の不正生活保護受給問題や西野の借金問題など両メンバーの私生活の不祥事が世間へ明るみになり、2人とも芸能界からほぼ消えていった。干されたのだ。
だが今2人は各分野で活躍し成功を収めつつある。
1人は、YouTube。もう1人は、倹約起業家兼劇作家
今は、以前よりもスマホが普及し誰でもどこでもネットを通して様々な事が閲覧・選択・仕事などが出来るようになった。
そのため、SNSなどが媒介し、ネットを通して仕事ができるような時代になったのだ。
ネットを通しての仕事で言えば、今一番波に乗っているのがYouTube
梶原の今のYouTubeのチャンネル登録者数は、約773000人。
普段、大勢の前で芸を披露していたことやカメラにさらされた生活を送ってきたからこそ、動画という形でコンテンツを届けるのは本人にとっても得意だし、やりやすい。
梶原は「カジサック」というチャンネル名で活動している。梶原の家族も動画内に出演している回があったり(ていうかほぼ)大物YouTuberなどとコラボしたりするなど、知名度はやはり高い。
元芸能人がYouTubeに参戦してくるのは、最近では主流になってきているが全ての芸能人が必ずしもYouTubeで成功できるとは限らない。
やはり古参YouTuberのHIKAKINやはじめしゃちょーなどの牙城は崩れない。
かなり狭き門なのだ。あの元SMAP、草薙剛さんもYouTubeに参戦しているが、登録者数は90万人と確かに多いが、トップの方かと言われるとそうでもない。
自分の発信したい事と視聴者を獲得することは、凄く難しいようだ。
そんな中、梶原は「1,2年で登録者が100万人行かなければYouTubeを辞める」と宣言しているため、本職をYouTubeにしてでも、懸けている事が伝わってくる。
応援していきたい。
一方の西野は、色々と世間を騒がせている。
世間と言っても、ネットの中でなのだが。
クラウドファンディングこと通称‘クラファン‘を募り、自分の講演会のオファーを受けたり、古本屋を出店できるプラットフォームを作るなどの活動を行っている。またホリエモンこと堀江貴文産と一緒に、本を出したりと活動は日に日に類を増している。
立ち位置はもひゃ芸人ではなく、インフルエンサーになりつつあるのが事実だろうw
しかし、言い噂ばかりではない。クラファンの内容があまりにも詐欺まがいの行為や発言だったりと、SNSでは「詐欺師」なんて呼ばれている一面もある。
しかし、本当かどうかは分からない。
今の時代、情報は腐るほどある。GoogleやYahooなどでキーワードを入力して検索すれば、そのキーワードについての意味や関連ワードが大量に出てくる。
Googleに関しては、「近くのお洒落なカフェ」で何件ものカフェ店がリストアップされる始末。恐ろしい時代だ。
しかし、そんな時代だからこそ正しい情報と虚偽な情報の区別を付けることも身を守る1つの術だ。
ネットの情報に信憑性があるのか?結局は、目に見えない誰かが書いたコラム記事かもしれないし、有名な政治家が書いた記事なのかもしれない。だからこそ、自分で調べ出典先は何処なのかを調べなければ、社会の荒波に流されてしまう。
今は、これがトレンドなんだな、じゃあこれに乗っかろうでは他人と同じになってしまう。自己責任がこの国の性なら、せめて自分の身は自分で守らなければ行けない。
話がだいぶずれてしまったが、こうして今でも活躍できる場があるということは、環境だけの問題ではない。
時代の変化にも対応していける柔軟な発想、そして知恵や能力・経験など今は決して芸能界に活動の場を置いていずとも、活動している2人は
やはり只者ではない。